2015/9/26
OC部会「現地校セミナー」報告
2015年9月26日（土）、第22回オレンジカウンティ地域部会「現地校セミナー」が、IUSD（Irvine Unified School District：アーバイン統一学校区）の協力の下、アーバインのJeffrey Trail Middle Schoolにて開催されました。
このイベントは、現地校にこれから通う、もしくは既に現地校に通っている日本人子女に対するアメリカの教育制度や授業内容に関するセミナーであり、JBAボランティアの通訳を介して、現地校の先生方と直接話ができる絶好の機会となるもので、会員の皆様からも非常に好評を頂いております。今回はのべ31組63名の方々にご参加頂きました。
今回のセミナーも例年同様3部構成で行われ、第1部「現地校事務局からのアドバイス」、第2部「現地校教師との懇談会」、第3部「現地校日本人生徒とその保護者のパネルディスカッション」によって構成されました。
第1部では、IUSD Language Minority Programsの楠部様より、学校区の説明や、英語学習者の課題、お子様へのサポートと両親の学校との係わり合い等、基本的な事項について、日本語で講演頂きました。
第2部では、学年別にグループを5つに分け、現地校の先生とのディスカッションや質問が行われました。教師によるカリフォルニアにおける教育制度やELD制度の説明から、現地校での授業内容や宿題に関する相談等、活発なコミュニケーションが行われました。今回のセミナーではJBAのボランティアが通訳行うことにより、現地校の先生とも気軽に会話でき、参加者の皆様の疑問も解消されたものと思います。
第3部では、実際に現地校に通われている生徒4名と保護者2名の方にパネラーとしてご参加頂き、事前に用意した質問事項をベースに質疑応答が行われました。実際に苦労したことや、工夫したことの体験談を直に聞くことにより、参加者の皆様にも今後の学校生活のイメージを持って頂くことが出来ました。
上記項目をもって今回の「現地校セミナー」も無事終了し、参加された方々にも好評を頂きました。子女の教育支援活動はJBAの重要項目の一つであり、OC部会としても今後も継続して同様の活動を行うことにより皆様の教育支援活動に協力していきたいと思っております。
最後になりますが、休日にも関わらずご協力頂きましたIUSDの皆様、パネリストとして参加頂いた皆様、通訳等でボランティア頂きました皆様に、改めてお礼を申しあげます。ありがとうございました。
文：Isuzu North America Corporation 小田隆介
