2006年度USEJプログラム参加者による報告会を開催
去る9月9日、2006年度「U.S. Educators to Japan(USEJ)」プログラムの報告会がホリデーイン・トーランスにて行われた。日本でのホームステイを含む合計14日間の旅から帰った参加者たちは、「日本より持ち帰った教材を使って、日本文化にフォーカスした授業を取り入れたいです」(クリスティーン・グライムスさん)と語るなど、充実した研修旅行の報告をした。 |
テレビ放映で一般へも認知度を深める
14日にわたる日本での体験を今後に活かす
次に参加者グループを代表して、サブリーダーのシャーリーン・アンダーソンさんが挨拶。「教育大使として、また、日本の文化をアメリカに伝えるパートナーとして、このプログラムに参加できたことを光栄に思います。日本では温かいホストファミリーや、文化、建築、食事、宿泊場所、学校体験、着物、折り紙など、すばらしい体験をさせていただきました。どこへ行っても心から歓迎されました。皆さんのアレンジと心遣いにとても感謝しています。今回の経験を、コミュニティーや学校、教室でシェアし、日本で得た知識と経験を、生徒やその家族にも伝えていきたいと思います」と感謝の気持ちを述べた。
引き続き行われたビデオプレゼンテーションでは、KTLAチャンネルで本プログラムが紹介された際のニュース番組が放映された。ニュースの中で、参加者たちが日本の教室で英語の歌を教える映像が流れると、会場には笑みが広がった。引き続いて、日本の学校で生徒たちと縄跳びをする様子や着物の試着を行う映像も流れ、フォーマルな雰囲気だった報告会の雰囲気は一気になごんだ。
家族のひとりとしてホームステイ体験
参加者によるプログラムのレビューでは、今後プログラムをさらに良いものにしていくための感想や参考になる意見が多々聞かれた。以下にその一部を紹介する。
新たな奨学金設立で学生にも日本体験を
最後に、教育部会で新たに実施を検討している「アメリカの学生に対する奨学金:JBA Class Activity Fund(仮称)」についてのディスカッションを行って幕を閉じた。宮崎部会長はこの新たな奨学金について次のように語る。「やはり日本に実際に行かないと、わからないことがたくさんあります。また、それをアメリカでの教育現場でどう日本理解に生かしてもらうかが大きな課題です。今年から行われるJBAの奨学金制度ではそれをサポートしたいと思います。この制度では、USEJ派遣とうまくリンクさせて、先生だけではなく、現地の子供たちにも同じような機会を与える予定です。JBAの活動はあくまでも会社対会社の活動なので、普段はローカルの方と接する機会があまりありません。でもこの活動を通して、少しでも社会に貢献したいというのが私たちの思いです。今後もこういうきっかけを少しずつ作っていき、日本とアメリカの友好的な関係をさらに築いていきたいです」。
日本の子供たちにも刺激的な体験を与えるUSEJプログラムだが、この新たな奨学金制度が加わることによって、子供同士の交流も深まり、日米の理解はさらに深まるに違いない。新たな奨学金の名称はまだ決まっていないが、本年度からの実施を予定している。
No matter where you go, kids are kids Ms. Amy Fedderly Myford Elementary School Tustin USD
The Lessons I learned in an 8th Grade classroom Ms. Lisa Mennes School District Administrator Irvine USD
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USEJに参加した先生方からの活発な報告に、JBAスタッフも聞き入っていた
ビデオプレゼンテーションでは、先生方が着物を試着している姿なども映写された
USEJプログラムは、日本理解や日本に関する教育をアメリカで促進してもらうことなどを目的として、アメリカ現地校の教育関係者を2週間にわたって日本に送る制度だ。2006年度は、6月25日から7月8日にかけて、教育関係者ら合計12人が日本に派遣された。参加者は、東京、秋田、京都、奈良を訪問し、また、オプションで広島も訪問するなど、各地で日本の教育現場や文化を体験した。
プログラムの報告会には、12人の参加者のうち9人が出席。日本での経験を報告し、プログラムへの提案などを行った。また、JBA関係者ら16人も参加し、今後のプログラム改善への聞き取りを行った。
当日は、教育部会のローリン昌子さんの司会のもとに、教育部会長の宮崎亘弘さんがまずは挨拶。「参加していただいた皆さん、本当にありがとうございます。今回のプログラムの様子はKTLAテレビでも放映され、これによって一般の方にも文化交流の重要性が伝わったと思います。参加された方々には、ぜひ今回体験したことをアメリカの教育現場で伝えていただきたいと思います」と語った。