部会便り
  2004年度カレンダー
  第14回カリフォルニアフォーラムを開催
  2007年度 サクラメント訪問実施
  地元議員との懇談会
  JBA Environmental Seminar
  2006年度版 JBA・JETRO日系企業実態調査
  2006年度 サクラメント訪問実施
  カリフォルニア州運転免許証の有効期限
  その他の部会からのお知らせ
  企画広報部会
  第116回ビジネスセミナー
  JBA 特別ビジネスセミナー「日本の裁判員制度」開催
  第16回異業種交流会を開催
  第115回JBAビジネスセミナー
  環境セミナー・シリーズ(第1回)
  新春恒例イベント 賀詞交歓会開催!
  第15回異業種交流会
  第114回ビジネスセミナー開催
  第113回ビジネスセミナー開催
  第112回ビジネスセミナー開催
  「マンザナー日系人収容所跡とパイロット訓練センター1泊2日の旅」
  第111回ビジネスセミナー開催
  第14回異業種交流会
  第110回ビジネスセミナー開催
  第109回ビジネスセミナー開催
  「植樹ボランティアとシュラスコバーベキュー」開催
  渡辺謙主演作品『明日の記憶』の特別試写会に参加
  異業種交流会(2007年5月10日)
  第107回ビジネスセミナー開催
  第106回ビジネスセミナー開催
  第104回ビジネスセミナー開催
  賀詞交歓会がにぎやかに開催
  第103回ビジネスセミナー開催
  異業種交流会
  「マグロの解体ショー&
驚異のイリュージョン」開催
  第102回ビジネスセミナー開催
  第100回記念特別ビジネスセミナー開催
  異業種交流会(2006年9月7日)
  第99回ビジネスセミナー開催
  その他の部会からのお知らせ
  あさひ学園
  部会からのお知らせ
  教育部会
  2007年度USEJプログラム報告会を開催
  第33回USEJプログラム報告
  2007年度USEJプログラムオリエンテーションを開催
  2006年度USEJプログラム参加者による報告会
  第32回USEJプログラム報告
  その他の部会からのお知らせ
  ダウンタウン地域部会
  CSIへ工場見学
  教育支援寄付 贈呈報告
  今年も行ってきました奇術の殿堂Magic Castle
  Long Beach 港にてITS 様のコンテナ積み下ろしを見学
  Hollywood Bowl 鑑賞テーブル争奪戦のもとに
  2世ウィークパレードとねぶた祭りを参加支援
  二世ウィークに5000 ドルの寄付
  小東京の桜の木の植え替えボランティアに参加
  JSNの「小江戸夏祭り」を支援
  ハリウッド・ボウル団体鑑賞とピクニック
  パーツ組み立て工程も見学日野自動車視察ツアー
  ハリウッド・ボウル 団体鑑賞のご案内
  ティファナとロザリト、エビ・カニ三昧のメキシコ1泊旅行
  リコーエレクトリック訪問
  その他の部会からのお知らせ
  サウスベイ地域部会
  教育支援寄付 贈呈報告
  第10回トーランス/ジャパンビジネスパートナーシップ・レセプション
  ハロウィンピクニック開催
  業種対抗懇親ゴルフ大会
  幻想的な光と音の祭典ねぶたバスツアーに参加
  その他の部会からのお知らせ
  オレンジ地域部会
  Super Cross
  教育支援寄付 贈呈報告
  現地校セミナー開催
  地域部会の枠を超え多数参加第3回親睦ゴルフ大会
  戦争とは何か考えさせられたミラマーエアショー見学
  マリナーズ対エンジェルス戦大リーグ観戦報告
  開放感たっぷりの野外コンサートを堪能
  第19回運動会開催
  その他の部会からのお知らせ
 
   
 

第102回ビジネスセミナー
「企業を継続的革新に導く創造性とイノベーティブ・リーダーシップ」開催

去る11月17日、ホリデーイン・トーランスにて、第102回ビジネスセミナーが開催された。今回はビジネスコンサルタントネットワーク社EVPの堤つつみ永ながもり守氏より、企業環境が時代とともに変動していくなかで、経営者がリーダーとしての能力を啓発するための考え方をお話しいただいた。

リーダーシップとは「影響力」

「経営者だけでなく社員を含めた全員が、目標を達成するための影響力を持って、いかに早い対応をする会社を作っていくかが必要になってきます」(堤氏)

 リーダーシップとは何でしょうか。日本語に訳すと「統率力」とか「統治能力」のような意味であるかと思いますが、1番言い当てている言葉は「影響力」であると思います。経営者だけでなく社員を含めた全員が、目標を達成するための影響力を持って、いかに早い対応をする会社を作っていくかが必要になってきます。

このために必要な4つの目標観があります。「思考の箍たが・殻を破るための自己理解」「革新的なアイデアを創出するための技法」「革新的なアイデアを収束し、実践に結びつける思考能力およびプレゼンテーションスキル」「革新的な思考を発揮するとともに、他社の革新的な思考も活用できるリーダーシップ」です。こういった革新的なアイデアを深めたり習得したりすることが不可欠となってきます。新しいアイデアが出た時に反応することと、アイデアを研ぎ澄ますことが必要になってくるのです。たとえ新しいアイデアが出ても、トップに伝わらない組織では革新的な飛躍をする会社は作り上げられません。これは蒸気機関車と新幹線に例えられます。蒸気機関車はひとつのエンジンが各車両を引っ張るのに比べ、新幹線は各車両にエンジンがついており、列車全体で走るから速く力強く走れるわけで、会社も同じです。会社や社員全員で走る組織を作ることは、継続的で革新的な会社の経営につながるのです。

環境変化に伴う新しい競争基準

 なぜ、新しい革新的な考え方が必要なのでしょうか。背景としては、企業環境が変化したということが挙げられます。規制緩和などの法律が変わると、新しい競争基準ができてくるわけで、これに合わせて勝ち方が変わってきたということです。例えば、自動車業界でいうと、14、15年前までは品質とコストさえ良ければ勝つことができたと言われました。だが環境変化の大きな波が来て、それ以降はそれだけでは勝つことができなくなりました。欲し物をいかに早く届けるかという顧客リードタイム、良い物が売れているというわけではなく、売れる物が良い物であるという考え方からは、販売力の必要性も重要になりました。

その他、デザイン力やファッション性、最新技術を取り入れた技術力、メセナ活動に代表される良き企業であるという価値基準も必要になってきたわけです。以上は過去の事例ですが、わかりやすいので取り上げました。環境変化に伴い、こういった新しい競争基準が出てきたことに対して、自分たちの会社では何を決め手にするのか。欲しい情報がすぐ手に入るアクセスの良さ、製品やサービスのクオリティー、幅広い選択肢や商品サービス揃えるバラエティー、顧客(個客)仕様に合わせるカスタマイゼーション、待たせない便利さを求めるコンビニエンス、取引先と共同で在庫管理を進めるオーバーオール・コストダウン、スピードや素早いレスポンスを求めるタイムリネス、またはシームレスサービス(継ぎ目ないサービス)やエコロジーに配慮するという競争基準もあるのです。こういった新しく出てくる競争基準は何か、自社が求める基準は何かを、常に議論することが必要です。過去の競争基準は、こうした競争へ参加するチケットでしかありません。環境変化に伴い、我が業界では、我が社では何が決め手になってくるかを、常に考え続けることが求められるのです。

学習する組織のポイント

学習する組織のポイントは2つあります。1つは、今までの仕事を通じての教育(On the Job Training)で、これは、知っている人が知らない人に教える、教え込むというものです。これは大変に重要なことではありますが、この方法だけでは組織における革新的な思考を創造することは難しいのです。初めて遭遇する課題や問題に対処する場合は、知識を教え込むだけでは不可能であり、仮説を立て、検証し、実践をするというサイクルを回すことが必要です。そして、実践をして失敗をした場合、単に実践の検証をするのではなく、仮説前提から考え直すこと、新たな仮説を設定し、検証、実践のサイクルを回すことが重要になります。これが2つ目のポイントです。このことを、仕事を通じての気づき(On the Job Learning)と呼んでいます。大手コンビニチェーンにおいて、場所や天気や季節などの様々な要因から品揃えを法則化する点は、このOJLが機能していると言えるのです。型にはめられた防衛的な定型業務や、長年働いてきた熟練技能者などの無気力業務、自己防衛から発生する業務思考は、間違いなくこのOJLを妨げると考えられます。

そして、常に革新(イノベーション)に不可欠な機能は、まずアイデアを出し、それを採択し、実践することです。その際に保護役や仲介役をつけて形にしていくのですが、そのためには資金面や精神面での後見役が不可欠となります。とにかくアイデアをできるだけたくさん出し続けることです。出したアイデアは、あらゆる方向から検証し、いいアイデアをとことん追求してください。そして、検証実践する場合、アイデアを出した人がプロジェクトリーダーに適任であるわけではないということを頭に入れておいてください。大概このような安易な考え方は失敗を生むことが多いのです。アイデアを出すこととチームを引っ張ること、これらは別の能力であることをしっかりと判断してチーム作りをすることも、失敗をしない第1歩であると認識する必要があります。 このように革新的な思考法を活用するためには、単にアイデアを潰していくのではなく、発想を思いがけない方向へ転換してみること、発想のトレーニングが必要なのです。

イノベーティブ・シンキングの訓練

企業が生き残るためのリーダーシップはどういうものか、ヒントを得ようと熱心に聴く参加者たち

 それでは、アイデアを発想するための技法としてはどのようなものがあるでしょうか。最も大切なことは、アイデアを出す時に、アイデアをその場では評価せずにどんどん出すことです。出し方として考えられる技法は、常識を覆す、逆転をする、空想してみる、連結する、欠点を取り出す、選択肢の追加をする、縮小や拡大をしてみるなど様々あります。ひとつのアイデアも、あらゆる角度から眺めてみたり、切ったり、別のアイデアと結合させたりすることで、新たな発見があるかもしれないのです。こういった発見は常日頃の訓練からということで、認識のパターン化のメカニズムを認識するための実践訓練をしていただきます。魚や寿司や二等辺三角形の絵を書いてみて、常識に捕らわれているパターンを再認識し、また問題点が起きた時にその可能性をたくさん考えるという訓練を隣同士ですることで、我々はさらに多くの可能性を発見することができることを感じていただけると思います。 

このように数多くの選択肢を追加すればするほど、良いアイディアが手に入る可能性が高まります。あるいは、問題提起に対する「切り口」をできるだけたくさん設定することで、解決の道は太くなるのです。こういったテクニックをAdding Option(選択肢の追加)と呼んでいます。もうひとつのテクニックがBreak(壊す)です。テーマの領域に含まれている常識を、意図的に打ち壊すことによってアイデアを生み出していく方法です。その場合は否定的な側面や欠点は常識化しないことに留意して、テーマに沿って常識を壊す作業をすることが重要です。 こういった発想や新しい革新的な思想が、継続的なリーダーシップを生み出していくはずです。



ホーム | JBA News | イベントカレンダー | 部会便り | 支援活動 | JBAについて | 入会案内 | 関連リンク | 会員ログイン