「マグロの解体ショー&驚異のイリュージョン」開催
去る11月19日日曜日、ロサンゼルスのホテルニューオータニにて開催された、ファミリー向け特別イベント「マグロの解体ショー&驚異のイリュージョン」は、約250名の家族連れが参加して大盛況だった。マグロ卸業者が前日に競り落とし、空輸されたハワイ産のマグロがどのようにさばかれていくか、普段はお目にかかれない体験に、親も子供も大満足。その後、さばかれたばかりの新鮮なマグロの刺身やお寿司をいただき、お腹がいっぱいになった後は、ラスベガスで活躍中の緒川集人さんによる華麗なマジックを楽しんだ。
マグロ解体ショー 〜解体されたマグロに拍手かっさい〜
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| マグロ解体業者の小園さんが、ホアンさんが切り落としていく様を実況 |
マグロの「中骨」と呼ばれる部分を披露 |
驚異のイリュージョン
〜観客も巻き込むマジックにハラハラドキドキ〜
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最初に浅生JBA会長が「中国や欧米の人たちもマグロを食べるようになり、マグロの捕獲量が制限されるようになった今では、マグロそのものが貴重な存在になってきています。このようなショーを見られる機会もなかなかないので、最後までごゆっくりお楽しみください」と挨拶。会場にはマグロの解体のための特設ステージが設けられ、ステージ上に設置された鏡やライブカメラで巨大スクリーンに手元を映し出し、会場のすべての人が満足いく解体の様子を見るための工夫がなされていた。ロサンゼルスの解体業者、小園さんが進行役を務め、同業者のホアンさんが大きな鋭い包丁でマグロをさばいた。ホアンさんは1日に20〜30本のマグロをさばくという。だいたいかかる時間は1本につき5分程度とのこと。
前日にオークションで競り落とされ、ハワイから飛行機で運ばれてきたばかりの、全長1メートル以上、123ポンドもある大きめのメバチマグロを、ホアンさんは1人でステージの上に運び込む。まずはバスケットボールほどの大きさがあるマグロの頭をおろし、観客に披露。その後、「背節」「腹節」と呼ばれる大きな赤い身の塊をそれぞれおろし、頭上に掲げて見せるたびに観客からは拍手が巻き起こった。
マグロの珍味には何があるかとの問いに、小園さんは「心臓や脳みそを食べたことがあるがおいしい」と答え。また、マグロの目を食べると目や脳に良いらしいとも。メバチマグロは身の部分の赤色が特に濃いマグロ。今回のイベントに参加した池田さん一家の真子ちゃん(6歳)と実樹ちゃん(9歳)は、マグロが解体された時の大変濃い赤色に食欲をそそられた様子で、恐がるどころか盛んに「おいしそう」を連発していた。お母さんの博子さんも、「歯ごたえが新鮮でやわらかい。普段は水っぽいものしか食べてないですから」と、刺身を食べた後の感想を笑顔で語った。
会場内で唯一見かけた白人のDianeさんは大の寿司好きで、自らの車のライセンスプレートを「SUSHI QER(=LOVER)」にしてしまうほど。夫の宮本さんと知り合った頃は、毎週金曜日に寿司バーでデートしていたという。「1度マグロの解体を見てみたいと思っていました。私よりも体重のある魚があんなに早くさばかれるなんて驚きました」とDianeさん。「トロを食べた時はお寿司のパラダイスに行った気分になりましたよ」と。