JBAは、会員企業の代表メンバーで構成された次の組織/部会で運営されています。
商工部会 | 州政府・官庁、地元経済商工団体など外部組織との交流・連携 |
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企画マーケティング部会 | 各種ビジネス・セミナー/スポーツイベント主催、Web/JBA News発行 |
教育文化部会 | USEJ(米国教師日本派遣)プログラム運営、Japan Enrichment Grant (JEG)、教育セミナー主催 |
あさひ学園部会 | LA日本人補習授業校4校を経営するあさひ学園の管理支援 |
ダウンタウン地域部会 | LAダウンタウン地域での会員サービス、教育支援、地域貢献活動、ビジネス研究 |
サウスベイ地域部会 | サウスベイ地域での会員サービス、教育支援、地域貢献活動 |
オレンジカウンティ地域部会 | オレンジカウンティ地域での会員サービス、教育支援、地域貢献活動 |
域貢献活動では、2018年度に初めて「OCアニマルケア・ボランティア」を実施。アーバインにあるOCアニマルケアセンターで犬の玩具制作を手伝うと同時に、センターによる施 設やペット事情の説明や保護犬との触れ合いを通して、子どもたちに命の大切さを考える機会を提供した。同部会最大のイベントである「OC運動会」は30周年を迎え、前年から1割増の479名が参加したほか、アーバイン学校区の全面協力で今年も「現地校セミナー」を開催した。
【2018年度の主な活動】
第30回OC大運動会(6月)
55企業から177家族、479人もの人が集まる大きな大会となった(写真左)。
OCアニマルケア・ボランティア(8月)
犬用のエサを手作りしたり、犬や猫のシェルターを訪問したりした(写真右)。
南カリフォルニアに進出している日系企業の数は800を超え、WTCLA(世界貿易センター機構ロサンゼルス)の調査では、日本は海外から当地に直接投資する各国の中で雇用者数、企業数、総賃金の全てにおいて首位。投資・雇用創出を通じて、地域経済に多大な貢献を果たしています。JBAにとって、会員企業の事業・投資環境の改善、米国社会における認知度・地位向上は継続的に重要なテーマであり、州・郡・市など当局との関係強化、関連経済団体・日米交流団体との協力関係の増進は、重要かつ意義ある活動です。特に今年度はCOVID-19の経済・雇用に対する影響が不可避な中、商工部会としては、会員企業の安定した経済活動、当地社会への経済貢献、そして日米の安定した関係・交流・経済活動への関与などの活動が、従前同様に滞りなくできるよう、微力ながら貢献してまいります。
南カリフォルニアのさまざまな日系企業で働く多くの方々に、①知り合う場を提供し、②日本語で情報を共有できるよう、我々部会員は常に知恵を出し合っています。「JBAの会員になっていて良かった!」と皆さんに思っていただけるように、1年を通してさまざまなイベントを催し、まさに会員のベネフィットを追求する部会です。そしてまた、我々25名の部会メンバーはその使命に誇りを持って、ボランティア活動している素晴らしい仲間です。その仲間と作り上げていく、いくつものイベントや活動は、もはやボランティアの域を超えています! それでも、そこにJBA会員の皆様の笑顔があるからこそ、やりがいを感じ、続けていけるのだと思います。今年は皆様の笑顔を見ることが難しい年となりましたが、それでも尚、知恵を絞って楽しい企画を考えてまいります。皆様から我々のチームへの応援をお願いします。
教育文化部会では「子女の教育に関する支援」、「地域コミュニティーへの社会貢献」および「日本ファンの拡大」を目的として3班で活動を展開しており、1班は、毎年約20校へ日本の書籍や習字の物品購入費、日本文化体験費などの支援を通じて日本語と日本教育文化プログラムをサポートしています。2班は教育セミナーの企画運営です。バイリンガル教育セミナー、子ども心理カウンセラーによるセミナーなどを企画しています。3班は米国人教育者日本派遣プログラムですが、今年と来年度はオリンピックや情勢のため開催されません。これらの財源を確保するため当部会はJBA Foundationの運営も兼務、毎年開催しているチャリティーゴルフトーナメントの企画運営も行っています。引き続き会員企業と当地の教育界、文化団体との交流を強化し、日本人子女の学習環境向上を目指し活動を続けていきます。
ダウンタウン地域部会は、世界最大の日本人街の一つであるリトルトーキョーを抱えることもあり、日本人・日系人の歴史や、日系人社会との連携も活動の大きなテーマです。そのため例年であればマンザナー収容所跡の巡礼ツアーや、ミス二世ウィークのイベント、リトルトーキョー散策ツアーなどを実施し、日系人社会への貢献や融和活動に努めています。またLAの良さを会員の皆様に知っていただくために、ドジャースやカレッジフットボール観戦、プロゴルフのジェネシスオープン観戦、ワイナリーツアーやマジックキャッスルツアーなど、LAライフを満喫できるイベントを企画してきました。
本年度はCOVID-19の影響で、なかなか見通しが立たない状況が続きますが、環境を見据えつつ皆様を元気付ける企画を実施していきたいと思っております。力を合わせてこの難局を乗り越えていきましょう。
サウスベイ地域部会はサウスベイ地域で活動する企業の皆様で構成された、地域に根ざした部会です。JBA会員企業の約200社が所属するこの地域で、当地域に貢献すること、ならびにJBA会員の皆様にさまざまなサービスを提供することを目的としています。2019年度は恒例となった地域貢献イベントであるビーチクリーンアップ、そして植物園でのボランティア作業とピクニックを開催しました。また、会員サービスではハロウィンピクニック、カタリナ島日帰りツアー、ミラマー・エアショー等の人気イベントを開催し、大好評でした。2020年度も昨年度に引き続き、より多彩で、多くの方にご参加いただける有意義なイベントを実施致します。「楽しく充実した地域部会活動を通じて、サウスベイ地域とJBA会員の皆様に貢献する」をモットーに活動してまいります。皆様のご支援をお願い致します。
オレンジカウンティ地域部会は、JBAのミッションを支える地域社会との関係強化、教育文化支援、会員サービスの3つの活動方針に沿って、会員の皆様と地域社会に貢献すべく、25名の部会員で活動を行っています。本年度は、COVID-19のため、当部会最大のイベントである大運動会、大谷選手を応援するエンジェルス戦観戦など上期のほとんどのイベントは中止となってしまいました。
しかし、現地校セミナーのオンライン開催を皮切りに9月からイベントを順次開始していく予定です。下期にもCOVID-19の影響はあると思われますので、会員の皆様の健康を第一に考え、オンラインイベント、もしくは小規模なイベントを中心に現在検討しております。会員の皆様を元気づけられるイベントを部会員一丸となって企画しておりますので、楽しみにしておいていただければ幸いです。
あさひ学園は、日本に帰国予定または将来日本で生活する可能性のある子どもが、日本の教育や生活環境に円滑に適応できるよう、日本の学校における学習および生活様式を学ぶ機会を与えるとともに、国際社会に貢献できる子どもを育成することを目的としている補習校です。
あさひ学園部会はJBAの部会ですが、同時に、理事会として学園運営をする意思決定機関として重責を担っています。
昨年度、あさひ学園は創立50周年を迎えました。今年度はコロナの影響により、対面授業実施の見通しが立っていませんが、ビデオ授業やオンライン教材など新しい教育方式を積極的に取り入れて、学習の機会を提供しています。次の50年を見据えて、時代の流れに即した発展的な学園運営と生徒が安心して学べるための環境を整備することが、あさひ学園部会と理事会が目指すところです。