2015/8/25
7月13日、14日の2日間、ワシントン D.C.にて開催された、米日カウンシル(U.S.-Japan Council)主催の全米日系人・商工会ネットワーキングに、三宅JBA会長、海部JBA筆頭副会長と共に参加した。
米日カウンシル主催のネットワーキングは、従来から毎年秋に米国で開催される同カウンシルの年次総会に合わせて行われていたが、今年はこの年次総会が東京で行われることになり、参加者の便宜や要望も考慮され、急きょ米国でのネットワーキングの会の開催も決まったもの。全米日系人ビジネスリーダーや全米日系商工会議所との関係強化および共通課題に関する意見交換、米国国務省、商務省、環境省等政府関係者からの日米経済に関わる情報入手、カリフォルニア州選出議員を含む連邦議員との交流、人脈構築を主たる目的として参加した。
全米日系人側からは、アイリーン・ヒラノ・イノウエ米日カウンシル会長、トーマス・イイノ同前理事長をはじめとする23名が、また全米商工会からは、ワシントン、シカゴ、デンバー、アトランタ、サンフランシスコから12名が参加、またスピーカー として在米日本大使館の山野内公使のほか、Catherin Novelli氏(Under Secretary for Economic Growth, Energy, and the Environment)、John Getchis氏(Senior Vice President, Office of Capital Markets)、Kurt Tong氏(Principal Deputy Assistant Secretary for the Bureau of Economic and Business Affairs)、Phyllis Yoshida博士(Deputy Assistant Secretary for Asia and the Americas)が参加され、全員が上述の目的意識を持って議論を深め、情報交換を行った。
初日には佐々江駐米大使の公邸で、また2日目は会議会場でそれぞれレセプションが行われ、連邦議員の参列も得、2日間を通じて、関係者との関係構築、ネットワーキングという所期の目的は十分に達成できたと捉えている。
なお、上述のような政府関係者との関係構築も出来たので、JBA会員におかれては、関係部署への問い合わせ等にぜひこの関係を活用願えればと念じている次第である。
文:商工部会長・大川 智