2015/7/16
JBAの企画の中でも特に人気な「LA港ツアー」が今年も7月16日・30日にMaritime Museumにて開催されました。
昨年はイチ参加者として、今年は少しお手伝いさせて頂く身として参加させて頂きました。
7月16日には冒頭JBAより毎年Maritime Museumに行っている寄付のセレモニーがあり、Museum館長のMs. Marifrances Trivelliから特別大きなPlaqueが春山SouthBay部会長に手渡されました。
このPlaqueはMuseum入口のボードに掲げられていますので訪れた際は是非探してみてください。
クルーズの前にLA市港湾局の森本氏よりLA港の概要や日系人社会との関係・歴史について講演いただきました。
普段何気なく生活しているだけではなかなか知ることの出来ない日系人社会の歴史等については非常に興味深いものです。この講演のお陰もあり昨年度のマンザナー強制収容所慰霊祭にも参加させて頂きました。
当地で生活する日本人にとって先人達の歴史に触れることは非常に大切なことと感じました。
LA港のビジネスでは、その取扱量と取引国との関係から世界経済の状況が敏感に感じ取れるとのお話が印象的でした。
講演後は、たっぷり90分掛けて大型クルーズ船でのLA港ツアーです。
講演後も森本氏の饒舌な解説は続きます。港に停泊する貨物船およびその業務の解説や参加者の方々からの様々な質問に分かりやすく詳細に説明頂きました。
普段滅多に乗ることの出来ないクルーズ船を使ってのツアーは正に大人の社会見学と言ったところです。
まだ参加されていない方は、平日の開催ということもありお仕事の調整もあるかと思いますが、LA港の知識や日系人の歴史の面からも是非本ツアーに参加頂きたいと思います。
文: Neusoft Corporation 野澤 幸弘