2017/1/21
ぼくは家族で一月二十一日、エンジェルスタジアムで行われたスーパークロスを観戦しました。前日雨が降り、天気が心配でしたが、ファンの熱気が伝わったのか、当日はほんの少しの雨のみで楽しく見ることができました。
スーパークロスとは野球場などのスタジアムに土砂を入れて行われるバイクの競技です。コーナーありジャンプありの険しいコースをトップライダーたちが見事な技でスピードを競います。オープニングでは有名選手たちのはなやかな登場、ギタリストによる国家せい唱などきらびやかな演出でもりあがりました。試合はチーム対こうで、予選を勝ちぬいた選手がメインイベントである本選にでることができます。ぼくが応えんした選手も本選にでることができ、とてもかっこよかったです。
スーパークロスの主役はなんといってもきたえられた技をもつ選手たちですが、そこにバイクがあることはいうまでもありません。バイクのメーカーにとっても、自分たちの技術の高さを競っている競技ともいえます。そのメーカーの多くに日本の会社がありました。ぼくはそれをほこらしく感じました。
日本にいる時、ぼくはバイクはたんなる交通手だんのひとつと考えていました。けれどアメリカにきて考えが変わりました。ゆう大な景色の中でバイクが走るすがたはとてもきもちよさそうでかっこいいですし、電車やバスが不便なこの土地ではかかせない生活の一部です。スーパークロスはそんなアメリカの生活に根ざしたバイクを最大限に楽しむ競技なので、人気があるのだと思います。
ぼくもいつかこのカリフォルニアで、バイクにのってみたいと思いました。
今回このような体けんをさせてくれたお父さん、バイクのメーカーの方々、そしてJBAの方々に感しゃします。ありがとうございました。
文:Kawasaki Motors Corp., U.S.A.・沼 毅さんのご子息・沼 舜貴くん(10歳)