JBA 南カリフォルニア日系企業協会 - Japan Business Association of Southern California

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村上 瑛利子さん

CDG Promotional Marketing Co., Ltd.
Sales Manager
村上瑛利子さん

1990年、兵庫県生まれ。関西外国語大学国際言語学部在学中にイギリスとフィンランドにそれぞれ1年ずつ留学。大学卒業後の2015年、株式会社CDGに入社。大阪勤務、東京研修を経て、16年、LAのCDG Promotional Marketing Co., Ltd.に駐在。

アメリカで頑張る企業と 一緒に成長していきたい

留学時代に魅了されたフィンランド

村上瑛利子さん
大学では2年間の海外留学制度を利用し1年目はイギリスへ留学。犬が好きなこともあって、ゆくゆくは動物保護に関わる仕事がしたいと思い、直接結びつく科目はなかったものの、動物保護にとって重要な環境学が学べる大学に留学しました。イギリスではそれまでに会ったこともないような優秀な日本人学生に大勢出会いました。英語もでき、考え方も並外れていて、夢を叶える実行力もある。それなのに勉強も遊びも手を抜かない。私ももっと努力をしなければ…と刺激を受けました。

留学2年目はフィンランドへ。緯度の高いフィンランドは、秋から冬は日の出が朝10時で午後3時にはもう真っ暗。授業に行く時も帰る時も暗く、さすがにその時はホームシックになりました。でもそれを除けば本当に居心地の良い国で、離れる時にはすごく寂しかったです。緑も湖も多く、環境を大切にする、のどかで人柄も良い国です。実はその後10回も訪ねているくらい惚れ込んでいて、もはや趣味はフィンランドです(笑)。

 

就職2年目にロサンゼルス駐在に

帰国後は内定が決まっていた会社で、大学卒業前の内定者アルバイトを開始。しかし実際に働くとなると何かが違うと内定を辞退し、卒業と同時に再び就職活動を始めました。その時にたまたま株式会社CDGのウェブサイトを見て「この会社だ!」と思ったのです。それから先は必死でした。面接をしてくれた上司に後で聞いたところ「狩人」みたいな必死さだったそうです(笑)。

2015年に入社し、大阪で営業職として勤務を開始。主に手掛けていたのは、ポケットティッシュやボールペン、紙袋などの販促品や記念品、オンライン広告の提案など、お客様の課題に合わせたソリューション提案の仕事です。さまざまなお客様にお会いするので毎日が学びの連続でしたし、社内外いろいろな方に助けてもらって人間関係の重要さを痛感しました。

LA赴任になったのは入社2年目の16年。希望は出していたものの、LAの駐在員枠は1人のためまだ先だと思っていたので驚きました。ここでの仕事は主にお客様の要望や課題に合わせた物販品や什器、ノベルティーグッズなどのデザインや制作です。日本と文化が異なる市場に対応する難しさはありますが、周りのアメリカ人に流行や好みを教えてもらい、だいぶ掴めてきたような気がしています。難しいのは電車移動ができないこと(笑)。車では移動時間に仕事をすることが難しいのでタイムマネージメントがより重要になっています。

もう一つ日本との違いは、お客様との距離感の近さでしょうか。日本だと商談は非常にビジネスライクで、納品した物についてご依頼いただいたお客様以外の方から評判をうかがうことは少ないですが、ここでは商談のみならず、プライベートでお客様にお目にかかることもあって、お手伝いした仕事についてご依頼いただいたお客様のみならず、他のお取引先の方からも、「あの商品は、とても良かったね」とほめていただくこともあり、やりがいを感じられる機会が多いですね。ここアメリカで頑張る企業さんたちをお手伝いしながら、私も一緒に成長していきたいと考えています。

この駐在が初のアメリカです。ラテン音楽が大好きなので、ラティーノも多くラテンの歌手も大勢来るLAに駐在中に、どっぷりラテン・カルチャーにつかりたいです!

CDG Promotional Marketing Co., Ltd.◎株式会社CDGの子会社。主要事業はマーケティング・コミュニケーションサービスの提供、セールスプロモーションの企画立案・実施、顧客の営業活動におけるソリューションの立案・実施。

村上瑛利子さん
「フィンランドへは、年に2回帰り、留学時代の友人たちと至福のひと時を過ごしています」と村上さん。

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