2025年 6月号  Issue No.440

JBA NEWS 06/2025

南カリフォルニア日系企業協会 会報(月刊)ジェービーエー・ニュース

JBA ウェブサイト www.jba.org も是非ご覧ください。

2023年3月以降の記事はこちら ➔

2023年2月までの過去記事はこちら ➔

 

2025年度 JBA部会の紹介

商工部会

商工部会メンバー
商工部会オンライン会議

商工部会は、JBAの対外的な顔としての役割を担う民間外交部会です。JBA会員企業の皆さまのビジネス環境の整備・改善を目標とし、関係諸団体との連携等を通じて、JBAおよび会員企業のプレゼンスの維持・拡大、さらには会員企業のビジネス支援を目的に活動しています。

 

【主な活動内容】

①在ロサンゼルス総領事館、ジャパン・ハウス ロサンゼルス、ジェトロ・ロサンゼルス事務所などの関係団体と密接に連携し、さまざまなイニシアティブやイベントを推進 

 

②カリフォルニア州政府をはじめとする地元政府・自治体、関連する経済団体との関係強化や情報発信を通じたコラボレーション

 

③日系コミュニティー、Next Generation Forum(JBA次世代若手リーダー育成)および関連団体との連携

 

2024年度は、「JBA Annual Reception」の企画・運営、カリフォルニア州政府および関係団体への年次訪問(@サクラメント)、WTCLAやLAEDCなどの地元経済団体との交流、次世代の日米交流を担う若手育成を担うNext Generation Forumと現地日系若手リーダーグループの交流、日本発スタートアップ企業イベントの協賛など、さまざまな活動を実施しました。これらの活動は在ロサンゼルス日本国総領事館、ジャパン・ハウス ロサンゼルス、ジェトロ等の関係団体と引き続き密に連携し、多くのご支援をいただきながら今期も進めてまいります。

 

商工部会は、さまざまな外部関係者と関わる活動を担うため、JBAの歴史や地域におけるプレゼンスの大きさ、期待の高さを実感できる部会の一つであると共に、活動を通じて各種諸団体の主要関係者とのネットワークを自然に構築できる可能性に溢れています。JBA創設65周年の節目となる2025年度は、より多くの皆さまがカリフォルニアの地域社会や次世代の日米関係の担い手たちとつながり、リーダーシップを発揮できるよう積極的に活動を進めてまいります。ぜひ、お気軽にご参加、ご相談ください。

企画マーケティング部会

企画マーケティング部会メンバー
企画マーケティング部会オンライン会議

会員企業およびその社員の方々に「JBA会員になって良かった!」と思っていただけるような、仕事や会員交流に役立ち楽しい企画やイベントを実行していく部会です。現在、主に次のような活動をしています。【ビジネスセミナー】ビジネスに役立つセミナー開催、【広報 WEB活動】会報誌『JBA News』やJBAウェブサイトなどの広報ツールを運営・改善、【会員交流創出】異業種交流会や工場見学など会員同士の交流の場を提供、【ソフトボール大会】50 年以上の伝統を誇る会員企業対抗ソフトボール大会開催、【LAマラソン支援】毎年LAマラソンでランナーを支援。

 

また【賀詞交歓会】は、年始に毎年約500 名近くの会員が集まるJBA 最大のイベントです。昨年度も和気あいあいとした雰囲気の中で貴重な会員交流の機会として大いに盛り上がりました。他にも数々の新しいイベントを企画していきますので、皆さま、ぜひご参加ください。

教育文化部会

教育文化部会メンバー
教育文化部会オンライン会議

教育文化部会では、教育・文化に関わる支援活動を通し、「地域コミュニティーへの社会貢献」「子女の教育に関する支援」「”日本”の理解者の拡大」を目指しています。主な活動内容は、以下の通りです。

 

  • 「日本を学べ!」=現地校日本語・日本文化教育プログラム支援のJEG

  • 「日本で学べ!」=米国人教育者、日本派遣プログラムのUSEJ

  • 「米国を学べ!」=企画班による、子女のための教育セミナーなど

  • 「寄付をお願い!」=支援財源確保のためのチャリティーゴルフ大会

 

このように、地元の学校・学校区、教育関係者や生徒など、現地コミュニティーに直接支援を行い、日本語・日本文化の浸透をミッションとした地域活動を行っている部会です。また、JBAの教育・文化基金である「The JBA Foundation」 の運営も兼務しております。教育・文化に携わる地域貢献にご興味のある方、日本人の存在意義をこの南カリフォルニアで高めたいと志している方、教育文化部会チームの一員としてのご参加をお待ちしております。

あさひ学園部会

あさひ学園部会メンバー

ロサンゼルス補習授業校「あさひ学園」は、JBAが設立の母体となり1969年に設立されました。日本国政府の認定校として政府支援により日本の学習指導要領に沿って日本語での学習や生活様式を学ぶことができる世界最大規模の日本語補習校です。日本に帰国予定または将来日本で生活する可能性のある子どもを中心に、幼稚部から高等部まで1000名以上の生徒が在籍しています。昨今は米国生まれや永住者の生徒の数も増えてきました。

 

あさひ学園部会は、当学園が掲げる「国際社会に貢献できる子女を育成する」という目的を実現するために、理事会の活動を通じて、教育環境の整備や安定した学校経営のサポート行っています。あさひ学園は、2019年に「創立50周年」という大きな節目を迎えました。次の50年を見据えて、時代の流れに即した発展的な学園運営と、生徒が安心して学べるための環境を整備することが、あさひ学園部会と理事会が目指すところです。あさひ学園で学ぶ日本の将来を担う子どもたちのために、ぜひ皆さまのお力をお貸しください! 

ダウンタウン地域部会

ダウンタウン地域部会メンバー

ダウンタウンを中心に、インペリアルハイウェイ以北、605フリーウェイ以西に所在する会員企業の皆さまが部会メンバーとなり、日系コミュニティーと連携するイベント(地域貢献)、JBA会員企業の皆さまとそのご家族に楽しんでいただけるイベント(会員サービス)を企画・開催しております。

 

「地域貢献活動」としては、マンザナー収容所跡巡礼バスツアー、東日本大震災後から続くハイキング・ごみ拾いボランティアに参加し、日系人コミュニティーとの関係構築を重視した活動を展開しています。一方「会員サービス」としては、ドジャース大リーグ観戦、「The Genesis Invitational」(PGA Tour) 観戦、ワイナリーツアーなど、年間を通じて「ロサンゼルスをもっと知る。もっと好きになる」企画を実施しております。ダウンタウン地域部会では、メンバーを積極的に募集中です。部会メンバー同士の交流はもちろん、イベントの企画を通じてロサンゼルスの新しい一面に触れていきましょう!

サウスベイ地域部会

サウスベイ地域部会メンバー
サウスベイ地域部会オンライン会議

サウスベイ地域部会は、JBA会員企業数と会員の居住者数の多い地域として、JBA会員企業とそのご家族に楽しんでいただけるイベント(会員サービス)や、ボランティア活動(地域貢献・融和)を行ってまいります。通常年度の主な行事としては、ご家族向けハロウィンピクニック、カタリナ島日帰りツアー、社会見学としてロサンゼルス港見学ツアー、トーランス商工会議所との交流会、ビーチクリーンアップといったボランティア活動など、各種さまざまなイベントがございます。

 

地域社会との接点だけでなく、サウスベイ部会員同士の交流も盛んに行われており、部会員の方々はイベントやボランティア活動を通じて楽しく活動しています。また、サウスベイ地域部会では新しいメンバーも随時、積極的に募集しています。JBAの部会活動・運営側にこれまで参加されていなかった方々も、ぜひ一緒に活動を始めてみませんか?

オレンジカウンティ地域部会

オレンジカウンティ地域部会メンバー
オレンジカウンティ地域部会オンライン会議

オレンジカウンティにある会員企業が部会メンバーとなり、「企画して良かった!」と感じられるような、そして参加者の皆さまにも「来年も参加したい!」と思っていただけるようなイベントの企画・運営を目指しています。

 

【家族で楽しめるイベント】 

JBAの一大イベントである「JBA大運動会」は、オレンジカウンティ地域部会が企画・運営しており、毎年約300名のご家族にご参加いただいています。さらに、タナカファームでのいちご狩りやパンプキン狩り、スポーツ観戦、バレエ鑑賞など、家族で楽しめるイベントとして毎年大好評です。これらのイベントを通じて、家族同士の交流を深めたり、アメリカでの素敵な思い出を作ったりすることができます。

 

【地域社会との交流・貢献】

オレンジカウンティ部会では、植林ボランティアやアーバイン市主催フェスティバルでの日本文化紹介など、地域社会との交流を大切にしています。これらの活動は、アメリカと日本の相互理解を深めることを目的としており、楽しみながら地域に貢献できる機会として、会員企業の皆さまにご参加いただいています。 

 

【教育と学び】

アーバイン学校区のご協力の下、「現地校セミナー」を開催し、会員企業のご家族が現地の先生や日本人コーディネーターと直接話せる機会を提供しています。また、日本では学ぶことのない、日系人の知られざる歴史に触れられる「クリスタルコーブ散策」は、オレンジカウンティ地域部会ならではのイベントです。 

 

【ぜひ一緒に活動しませんか?】

オレンジカウンティ地域部会のメンバーには、いつでも参加できます。部会での交流を通じて、アメリカでの生活をより充実したものにしませんか? 

在米日本人のための生活情報誌「ライトハウス」最新6月号、ただいま配布中です!
在米日本人のための生活情報誌「ライトハウス」最新6月号、ただいま配布中です!

 

各部会からのお知らせ

 

ダウンタウン地域部会

「ロサンゼルス・ドジャース 対シカゴ・カブス」を開催しての感想文

文:Buchalter, A Professional Corporation・畑晴美さん

去る4月13日(日)、ダウンタウン地域部会主催でドジャース観戦イベントを行いました。大人気のドジャースと、MLB東京シリーズ2025 で対戦したシカゴ・カブスの試合で、JBAメンバー400名以上の応募の中から抽選で選ばれた67名が、「JBA代表応援団」として観戦しました。当日は良い天候に恵まれ、全てが見渡せる席で、ウェーブも時折楽しみながら、楽しい1日となりました。ご同僚同士の方々、かわいいお子さま同伴のご家族の方々も参加され、アットホームな雰囲気の中、皆が一団となり応援しました。それぞれさまざまなスナック、飲み物、アイスを楽しみながらの観戦で、ドジャースグッズをゲットする方々も多くおられました。MLBワールドシリーズ再優勝を目指しているドジャースの、これからの今シーズン観戦準備をされる方々も多くおられたようです。残念ながら、大谷翔平選手のホームランを見ることはできず、山本由伸投手、佐々木朗希投手の登板日でもなく、最終スコア4対2でカブス勝利となりましたが、ドジャースの活気を感じる試合でした。毎年恒例となっているダウンタウン地域部会主催ドジャース観戦は今回も熱気のある催しでした。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。ダウンタウン地域部会を今期もどうぞよろしくお願いいたします。

観戦を楽しむ「JBA代表応援団」の皆さん。

観戦を楽しむ「JBA代表応援団」の皆さん。

広々としたドジャースタジアムの風景。

ダウンタウン地域部会

「マンザナー収容所跡巡礼バスツアー」に参加しての感想文

文:Day-Lee Foods, Inc.・小竹寿英さん

去る4/26(土)、「マンザナー収容所跡巡礼バスツアー」に参加させていただきました。このイベントは日本から当地にお越しになられた方々はぜひ参加いただき、日系人の歩んだ歴史に触れ、日系移民、その子孫たちがロサンゼルスを中心とした地域でどのような環境と向き合って、戦ってきたかを知っていただきたい、マスト体験と思います。

 

マンザナー収容所は第二次世界大戦中に12万人以上の日系アメリカ人とその移民の親が国家安全保障という偽りの名目で米国政府によって不当に収容された、アメリカの10カ所の強制収容所の最初のものでした。その多くが終戦まで3年以上もそこで監禁され、劣悪な生活環境や衛生状態、厳しい気候に直面していました。 

当日はJBAからの参加者以外にも、非常に多くの人たちが見学に来ていました。

当日はJBAからの参加者以外にも、非常に多くの人たちが見学に来ていました。

当時の収容所での暮らしぶりを再現した部屋。

当時の収容所での暮らしぶりを再現した部屋。

全米日系人博物館の三木さんのバス車内での細部にわたるご説明によって、往時の背景について触れることができ、日系人として初めて大統領の閣僚を2期務められたノーマン・ミネタ氏のビデオを見てさらに理解を深めることができました。片道4時間強の道のりになりますが、このバスツアーはとても価値がある企画だと思います。

 

マンザナー収容所跡はかなり寒く、小雨もぱらつく状況でしたが、多くの参加者がイベントに参加されていて、歴史を継承し同じ過ちを繰り返させないような取り組みを続けていました。この歴史的な事実を知ることで、リトルトーキョーをはじめとする日系人コミュニティーの理解を深め、現在、私たちが生活できる基盤には彼らの努力があることに気付かされると思います。主催のダウンタウン地域部会の皆さま、完璧なスケジューリングと企画につきまして、あらためて御礼申し上げます。 

収容された日系人の方々の名前が記された展示。

収容された日系人の方々の名前が記された展示。

参加者の皆さんで、慰霊碑をバックに記念撮影。

参加者の皆さんで、慰霊碑をバックに記念撮影。

あさひ学園だより

文:あさひ学園事務局

令和7年度、新年度のスタートを切りました

あさひ学園では、4月5日(土)に始業式、翌12日(土)に入園・入学式を行い、令和7年度がスタートしました。入学式では、新1年生が先生や上級生に温かく迎えられ、緊張した面持ちで入場。担任の先生から名前を呼ばれると、大きな声で「はい」と元気よく返事をしてくれました。高等部を有する学校では、小学部から高等部までの3学部合同で式が行われ、長時間にもかかわらず、小学1年生もしっかりと最後まで参加できました。また、各校の入学式には、在ロサンゼルス日本国総領事館、JBA、理事会から来賓をお迎えし、温かい祝辞を頂戴しました。

 

入園式では、園児たちも少し緊張しながらもきちんと並んで入場し、呼名に大きな声で返事ができました。その日初めて習った『チューリップ』の歌も、かわいらしいダンスとともに披露してくれました。会場では保護者の皆さまがその様子に目を細めながら、たくさんの写真を撮っておられました。

 

本校の授業は年間42回と限られていますが、週に一度の積み重ねが子どもたちの確かな成長につながります。多文化の環境で暮らす子どもたちは、さまざまなチャレンジと出会いながら、一歩一歩前進していきます。そして、夢や目標を持つことが、学習へのモチベーションを高める原動力となります。本年度も、国際社会に貢献できる人材の育成を目指し、実りある1年にしてまいります。

 

なお、あさひ学園では年間を通して、全ての学年・学部で転入生・編入生を受け入れています。入学をご検討の方は、お気軽に事務局(info@asahigakuen.com)までお問い合わせください。教職員も随時募集しております。

トーランス校の入学式の風景。

トーランス校の入学式の風景。

あさひ学園 文化省・外務省支援 ロサンゼルス補習授業校 米国西部地域学校協会(WASC)認定補習校
あさひ学園 文化省・外務省支援 ロサンゼルス補習授業校 米国西部地域学校協会(WASC)認定補習校

 

新入会企業紹介

松浦塁さん

日系企業さまとの連携を深め、ネットワークを広げるとともに、クロスボーダー業務における支援体制をさらに強化したく、入会させていただきました。

 

松浦塁さん

GuzmanGray

– – – – –

住所:3200 Bristol St., Suite 640, Costa Mesa, CA 92626

TEL:949-316-0600

Web:https://www.guzmangray.com

責任者:松浦塁(Managing Partner – Assurance)

従業員数:40名

他の営業拠点:東京オフィス(東京都港区)

– – – – –

GuzmanGrayは米国カリフォルニア州に本社を構える日系のPCAOB登録会計事務所で、東京を含む日米のオフィスを拠点に、米国上場企業および非上場企業に対し、高品質かつきめ細やかな日本語対応の監査サービスを日米オフィスより提供している。米国IPOを含むクロスボーダー案件にも対応しており、今後は日系企業向けの監査体制をさらに強化していく。

渡邉瞬さん

設置型の社食サービスを通じ、従業員の方々にとって食事がしやすい環境をグローバルスタンダードにしていきたいという思いで米国展開をスタートしました。南カリフォルニアの日系企業の皆さまと顔の見える関係を築きたく、入会いたしました。

 

渡邉瞬さん

KOMPEITO USA Inc.

– – – – –

住所:11845 W. Olympic Blvd., Suite 1100, W. Los Angeles, CA 90064

TEL:424-625-3451

Web:https://lumeal.us/

責任者:渡邉瞬(代表取締役CEO)

従業員数:3名

他の営業拠点:LA拠点以外は日本法人のみ

– – – – –

2012年創業。食の福利厚生サービスを手がけるスタートアップとして、14年より日本国内で「OFFICE DE YASAI」という設置型の健康社食サービスを展開し、累計1万3000拠点以上に導入してきた。24年に米国へ進出し、オフィスに設置した冷凍庫からいつでも手軽に1食5ドルで食事を楽しめる新サービス「Lumeal」を提供開始した。

JBAニュース バナー広告募集中!

6月、7月のイベントカレンダー

6/7 (土)

トーランスBreweryめぐり

サウスベイ地域部会

6/8(日)

第35回 OC大運動会

オレンジカウンティ地域部会

7/11(金)

新規赴任者応援プロジェクト

ダウンタウン地域部会

Save the Date!

8/2(土) ※日程が変更になりましたのでご注意ください。

第31回JBA Foundation
チャリティーゴルフトーナメント

教育文化部会

Copyright © Japan Business Association of Southern California. All Rights Reserved.

PAGETOP