JBAでは、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響下においても皆様に有用な情報をご提供すべく、オンラインでのセミナーを開催しております。オンライン第6回目となります今回は会員企業でありますJenner & Block LLP日本プラクティス代表パートナー弁護士を講師にお迎え致します。
COVID-19(新型コロナウイルス)の感染拡大による世界的な混乱が続く中、米国で事業を営む日本企業の皆様は、様々な法律問題に直面しているのではないかと存じます。特に、契約上の義務を履行できなくなったことを連絡する通知の件数は、従来より50%以上も増加しているとの報告もあり、今後数多くの紛争が発生することが予想されます。また、従業員の在宅勤務により、これまであまり問題にならなかった法律問題も発生しています。
今回のウェビナーでは、そのような法律問題について、講師の日米双方での弁護士としての豊富な執務経験を踏まえて実践的な観点からご説明いただきます。
具体的には、COVID-19を理由に契約上の義務を履行できなくなった場合に、不可抗力条項(Force Majeure条項)やその他の条項により責任を回避できるか(また、契約の相手方が、COVID-19を理由に契約上の義務が履行できないと伝えてきたときに、どうすべきか)についての事例に基づく検討を中心に、在宅勤務の中で営業秘密をどのように保護するかなど在宅勤務に関連する問題、COVID-19感染について従業員に質問して良いのかなどのプライバシーに関する問題、従業員の解雇やその他の雇用問題、COVID-19により最新のM&A取引にどのような影響が見られるかなどのトピックについても取り上げます。
法務部以外の方や法律のバックグラウンドがない方にもご理解頂けるよう、わかりやすくご説明いただきます。皆様ぜひご参加ください。
日時 | 2020年7月10日(金) 10:00 am – 11:00 am |
場所 | オンライン(Zoom Webinar)にて行います。 参加登録詳細は会員様にEメールでご案内しております。 |
参加資格・定員 | JBA会員企業
定員500名 JBA会員企業以外への案内の転送はご遠慮ください。 |
講師 | 正田 美和 弁護士(Jenner & Block LLP日本プラクティス代表パートナー弁護士) 東京大学法学部卒業、東京大学法学政治学研究科修士課程修了。在学中に日本の(旧)司法試験に合格し、2004年から2007年まで日本の大手法律事務所である森・濱田松本事務所で弁護士として勤務。2008年にシカゴ大学ロースクールLL.M.を修了した後、ロサンゼルスで執務を開始。2009年からは、全米トップ20の法律事務所の一つとして繰り返し評価されているJenner & Block LLPに所属し、日本プラクティス代表パートナー弁護士として、日米双方での弁護士としての豊富な経験を生かし、様々な紛争・訴訟案件、M&Aや会社法取引案件、知的財産案件、コンプライアンスやホワイトカラー案件などで、様々な業種にわたる数多くの日本企業を代理している。カリフォルニア州、ニューヨーク州、日本(日本は現在休会中)の弁護士資格を有する。(http://jenner.com/people/MiwaShoda?code=ja) |
お問合わせ | JBA事務局 中村(email : nakamura@jba.org)迄 |