日本企業の伝統的なビジネススタイルは、連邦海外腐敗行為防止法(FCPA)や反トラスト法等の米国法と整合しないことがあり、何十年にわたって営んできたビジネス実務について、思いがけず米国で違法と判断された、という事例は頻繁に発生しています。特に近年、米国政府によるFCPAに基づく調査・訴追はますます積極性を増し、既に様々な日本企業や日本企業の子会社がその対象になっています。そのため、多くの日本企業において、FCPAに関する危機感がより高まっています。
今回のセミナーでは、FCPAの基本的な内容についてご説明するとともに、2014年後半以降の具体的な最新事例を取り上げつつ、特に日本企業やその子会社にとってFCPA違反が発生しやすい場面についてご説明します。また、FCPA違反を事前に防止するためのコンプライアンス・プログラムや、実際にFCPA違反と疑われる行為が発見された場合の具体的な対応、米国政府機関による捜索・差押えに対する対応についても、講師のこれまでの豊富な経験を踏まえながらご説明します。
日時 | 2015年7月10日(金) 9:30am-12:00pm (9:00am 受付開始) |
場所 | Toyota USA Automobile Museum 19600 Van Ness Ave, Torrance, CA 90501 Phone (310)468-8726 |
講師 | 正田 美和 弁護士 東京大学法学部卒業、東京大学法学政治学研究科修士課程修了。在学中に(旧)司法試験に合格し、2004年から2007年まで日本の大手法律事務所である森・濱田松本事務所で弁護士として勤務。2008年にシカゴ大学ロースクールLL.M.修了後、ロサンゼルスで執務を開始。現在は米国屈指のトップ法律事務所であるJenner & Block法律事務所でSpecial Counselを務め、日米双方での弁護士としての経験を生かし、様々な案件において数多くの日本企業を代理している。カリフォルニア州、ニューヨーク州、日本(現在は休会中)の弁護士資格を有する。 |
参加費 | 会員 無料(会員のみ) |
定員 | 100名 |
申込み | 下のイベントサイトからオンライン登録いただくか、EメールにてJBA事務局の中村(nakamura@jba.org) まで会社名と参加者名を返信ください。 講師の方への質問事項がありましたら、当日回答頂きますので、併せてお書きください。 |
締切 | 7月3日(金)但し定員に達し次第締め切ります。 |
問合せ | JBA事務局 中村(Tel: 310-515-9522、email: nakamura@jba.org ) |
参加登録はこちらから⇒ 第185回 JBAビジネスセミナー「連邦海外腐敗行為防止法(FCPA)アップデート-最新事例、コンプライアンス、発覚時の対処法」