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5/8(Wed) | 教育文化部会主催 教育フェア2013 「日米の大学進学(4/28)」の報告

 4月28日、教育文化部会では教育フェア2013を開催、海外子女教育情報センターの松本輝彦先生をお招きし、「日米の大学進学」をテーマとしてご講演を頂き、当日は会員ご家族を含めて78名を超える参加者で会場は盛況となった。
 
 松本氏の講演では、国際化が加速している大学の事例として象徴的な東京大学、国内最高峰、「世界大学ランキング」でもアジア内トップであるが、近年大学の国際性を重視し、外国人教員や留学生比率を指標として取り込んでいる「アジア大学ランキング」では、香港やシンガポールの大学が上位を占め、東大は八位と下がり続けている。

教育・研究の両面で世界の大学と競争し打ち勝つため、国内外を問わず高い学力はもとより多様な人材を集めたいと、東大も2016年から推薦入試を実施するなど、大学も大きな変革の時期であるとのメッセージ。

松本先生と柴田校長先生(茗渓学園)による「中等教育から大学進学」をテーマにしたパネルパネルディスカッションでも、多様性で独創的な発想などがうまれるような中等教育のプログラム、特に高校から大学レベルの学問に取り組もうとするような意識の高い学生のためのスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の導入等、中等教育の現場も大きな変化があり非常に驚きであった。

一方テーマを与えてもレポートが書けない、討論できない等日本の学生の衰退化が著しい中、海外で学ぶ子女たちは、キンダーからの「Show and Tell」、ホームワークでのレポート作成のトレーニングは、国際化を担う人物を育成しているとのアドバイスを頂いた。

 日米とも教育を取り巻く環境変化は非常に速いことから、ご子息の教育に対する関心の高さを実感。教育文化部会では、引き続き子女教育に関する最新の情報をわかりやすく提供出来るよう、取り組んで行く。

文: NTT Docomo USA., Inc. 櫻井 雅弘

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