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3/4(Mon) | DT部会主催「NORTHERN TRUST OPEN観戦記(2/10)」の報告

常に天気の良いLAでも、比較的雨の日が多い2月ですが、この日はまさに快晴となった10日(日)、往年の名曲である「冬のリビエラ」ならぬ、「初夏」のようなリビエラ•カントリー•クラブにて行なわれた、JBAダウンタウン部会主催のPGA Northern Trust Open (最終日)の観戦に行って参りました。

会場に到着し特設された入口を過ぎるや否や、私の歩いていたカート道近くに突然ゴルフボールが落下してきました。何が起こっているのか訳がわからないまま立ちすくんでいた私の目の前に、ほどなく何とフィル•ミケルソンが大勢のギャラリーを引き連れて颯爽と登場。難しいライから、まるで何事もなかったように第2打目をグリーンに向かって超ナイスショット!いきなりPGAツアープロの華麗なる技を目の当たりにすることができました。

その後、練習場でルーク•ドナルドやセルヒオ•ガルシア等、世界に名立たる有名選手の練習風景を(自分のショットとの違いをまざまざと見せ付けられ•••)ため息をつきながら見学した後、いよいよ石川遼選手のスタート時間となり、一緒に18ホールを周ることにしました。日本ではいつも大観衆に囲まれてなかなか近くから見ることができない石川選手のプレーですが、当地では幸運にも比較的ギャラリーが少ないため、各ホールのTeeショットなども間近で見ることができました。

横にいた米人ギャラリーが『Is he junior ?』と聞いてくるほど、アメリカ人選手と比べ小柄で若く見える石川選手ですが、その一見華奢に見える体から繰り出すショットは非常に力強く、ドライバーは300ヤードを軽く超える飛びを見せてくれました。また、グリーン横からのバンカー越え&ピン手前という絶望的な状況下でも、まるでボールが真上に垂直に飛んでいくかのように見える素晴らしいロブショットでピンそばに寄せてバーディーを取る等、圧巻のプレーの数々にも触れることができました。

当日石川選手はショットは良かったものの、結局パットで苦しんでしまい、今大会では残念ながら上位入賞はなりませんでしたが、私にとってはツアープロの迫力をナマで体感することのできる大変満足のいくゴルフ観戦となりました。今年よりPGAツアーに本格参戦した石川選手の今後益々の活躍を願いながら、会場を後にしたのでありました。

文:Mizuho Corporate Bank 松村智洋

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