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商工部会

「2014年外務省主催日系人リーダー訪日プログラム」参加者を囲んでの夕食会開催

去る1月25日、「外務省主催2014年日系人リーダー訪日プログラム」の壮行会ディナーが、JBA主催で開催された。この日は、
今年3月に訪日する日系人リーダー10名を始め、日本総領事館関係者、米日カウンシル関係者、JBA関係者など約50名が参加。全米から選出されたリーダーたちとの貴重なネットワーキングの場でもあり、会場では終始和やかな会話が交わされていた。

アメリカ社会の中枢で活躍する日系人リーダーが日本を訪問

2000年から外務省主催で始まった同プログラムは、「日米友好と相互理解の促進」「在米日系人の役割拡大」「日系人リーダーのネットワーク構築」などを目的としたプロジェクト。日本政府と事務局役の米日カウンシルとのコラボ・プログラムでもある。毎年在米日本大使館や各地の総領事館を中心に全米規模で公募され、厳正な審査を経て約10名の精鋭日系人リーダーを選出。アメリカ社会のメインストリームで活躍する日系アメリカ人の代表として訪日するプログラムだ。訪日中は日本の政治家や財界人らとの懇談や意見交換が予定され、日米関係に関するシンポジウムも開催されるなど、非常に密度の濃いプログラムとなっている。訪日メンバーは、裁判官や州議会議員、会社経営者、市長経験者、警察官をはじめ指導的立場にある日系人ばかりだが、それだけに訪日への意気込みと関心は意識はとても高い。

今回は、3月7日から15日の日程で東京と福岡を訪問予定。政治、経済、教育、環境など、多岐にわたる話題について日本の要人と意見交換する。
JBAが日系人リーダー訪日プログラムの参加者に対して壮行会を行なうのは、今年が4度目。毎年この時期に、全米から選出された日系人リーダーたちがLAに参集し、2日間にわたる訪日準備のオリエンテーションを受けることになっている。オリエンテーション終了後にJBAが壮行会ディナーを主催することにより、全米各地の日系人リーダーと交流し、また南カリフォルニアにおける日系企業の活動や貢献について彼らに知ってもらうというのがこのプログラムの狙いでもある。

日系アメリカ人の代表として日米の懸け橋となるべく日本へ

午後6時、ディナー開始。昨年に引き続き、ユニオンバンク広報部シニア・バイスプレジデントの海部優子さんが、切れ味のいいユーモアと流ちょうな英語で会を進行した。

南カリフォルニアにおけるJBAの存在意義を説明する室井会長

まずは、室井真澄JBA会長が挨拶。「JBAは半世紀以上前に南カリフォルニアの日系商工会議所として産声を上げました。それ以降我々は、在米日系企業と日米の経済関係の歴史を反映しながら活動しています」とJBAの存在意義を説明。また、JBA主催の「USEJプログラム」(アメリカ人教育者を日本に招くプログラム)を例に挙げ、その役割と貢献度も紹介した。さらに、JBAは地元コミュニティーとの関係強化を重要ミッションとしていることから、今回訪日する日系人リーダーの今後の活躍に大いに期待したいと語った。

続いて、須賀正弘広首席領事が挨拶に立ち、「全米で最多の日系人が住むこの地に、10名の日系人リーダーをお迎えできてとても光栄です。このプログラムは外務省主催の中で最も成功している交流計画の一つです。JBAのようなビジネス団体も強力にサポートしてくださっていますので、ある意味、国と民間の協同プログラムとも言え、日本中が皆さんを歓迎しているということでもあります。この訪日が最高の成果を上げますように」と激励した。

日系人リーダーの活躍に期待するアイリーン・ヒラノ・イノウエ米日カウンシル会長

次に、訪日グループを率いるアイリーン・ヒラノ・イノウエ米日カウンシル会長が挨拶に立った。「今年の訪日グループには、アメリカ連邦政府や地方政府の行政官や政治家など公職に就いている人が特に多く含まれており、訪日中、極めてレベルの高い交流が実現できるものと期待されています。メンバー全員が今後の日米関係の強化・発展のために強いリーダーシップを発揮していただくことを望んでいます」と語った。

実りある訪日プログラムを祈って乾杯

その後、リーダーたちの自己紹介、乾杯、会食と進んだ。最後にヘンリー・オオタ米日カウンシル副理事長が挨拶。「地元のビジネス団体との関係構築はとても重要で、私たちとJBAとの友好関係に感謝しています。また、過去4回にわたりこのような素敵な夕食会を開催してくださり、併せてお礼申し上げます。今日出席した日系人リーダーたちは日系アメリカ人を代表して訪日します。日本での素晴らしい体験をアメリカに持ち帰り、今後も日米関係の深化に尽力くださることを願ってやみません」と壮行会を締めくくった。

2014年日系人リーダー紹介(敬称略)

●エリサ・ドウゾノ(Elisa Dozono)
Partner, Miller Nash LLP/ Portland, OR

●レオナ・ヒラオカ(Leona Hiraoka)
Vice president, Communications, Points of Light/ Washington, DC

●ヨリコ・キシモト(Yoriko Kishimoto)
Former Mayor of Palo Alto and Director, Midpeninsula Regional Open Space District/ Palo Alto, CA

●ブラッド・ミヤケ(Brad Miyake)
Acting City Manager, City of Bellevue/ Bellevue, WA

●キャリー・オキナガ(Carrie Okinaga)
Senior Vice President, General Counsel and Secretary, First Hawaiian Bank/ Honolulu, HI

●デレク・オオクボ(Derek Okubo)
Executive Director, Agency for Human Rights and Community Partnership, City and County of Denver/ Denver, CO

●ケイコ・オーラル(Keiko Orrall)
State Representative, House of Representatives, State of Massachusetts/ Boston, MA
●トウコ・セリタ(Toko Serita)
Criminal Court Judge, New York City Criminal Court, Queens County/ Queens, NY

●キース・ウォルターズ(Keith Walters)
Lieutenant Colonel, United States Army/ Santa Monica, CA

●ゲイリー・ヤマシロヤ(Gary Yamashiroya)
Detective Commander, City of Chicago, Department of Pol/ Chicago, IL)

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