JBA 南カリフォルニア日系企業協会 - Japan Business Association of Southern California

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JBAからのお知らせ

11/7(Thu) | OCハーベスト(11/3)に参加しました。

 

知っていましたか?キュウリは凶器という事を。

 11/3(日)の朝、JBA OC部会開催のオレンジカウンティー ハーベストに参加してきました。これは非営利団体「セカンド・ハーベスト・フードバンク」が運営する物で、農場経営者の協力により開放された農園で、ボランティアの手によって収穫された農作物を、オレンジ郡の恵まれない人たちに無料で配給するプログラムです。

JBAとしての団体参加は今年で13回目で、今回は9家族28名が参加しました。当日は穏やかな秋晴れに恵まれ、絶好の収穫日和となりました。

今回の収穫物はキュウリで、私は、子供の教育の為にと思って参加したにも関わらず、自分自身がキュウリの事をほとんど知らなかった事に気付かされました。キュウリは、地面を這う葉っぱの群れの中に隠れており、ツルの先に実っています。このツルとキュウリは強く結びついていて、強く引っ張るか捻るかしなければ収穫できません。ここで問題なのが、キュウリには、短く硬く、鋭い白いトゲがいくつも付いている、という事です。私は全く知りませんでした。皆さんが売り場で手にする頃にはすっかりトゲも落ちているのですが、なにせ畑のキュウリは新鮮です。恐る恐る触ってもどうしても手に刺さってきます。不用意に触ろう物なら、手に小さな穴ができます。かなり痛いです。収穫しながら、“あー、昨日は嫁さんのご機嫌を損ねるわけにはいかないぞ。”と思いました。我が家の綺麗なバラ(=嫁さん)にはタダでさえトゲがあるのに、キュウリまで手にして詰め寄られたら、たまったものではありません。

 作業は朝の2時間で、合計4千ポンド(約2トン)を収穫し終了。最後は、我々“農夫“にもお裾分けがあり、各々が少しづつキュウリを持ち帰って会はお開きとなりました。我が家はその晩、パリパリとして中身のぎっしり詰まった新鮮なキュウリを堪能しました。

 雄大な大自然の中、心を開放しリラックスしながら体を動かす。誰かの役に立つ為に働く。そしておいしい大地の恵みを頂く。日本ではなかなか経験できない、アメリカならではの機会ではないでしょうか。今回参加されなかった方も、来年はぜひ参加される事をお勧め致します。

Hokto Kinoko Company
大村 奨

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