3月10日（日）にOC部会主催で行なわれた「ヘリテッジ資料館でのガーデニング体験と園内ツアー」に家族で参加しました。

ヘリテッジ資料館は、Corona市や91番フリーウェイの建設に携わった土木技師であるHiram Kellog氏の旧私邸をボランティアの方々が修復・維持しながら一般公開している施設で、Santa Ana市内に位置しています。

当日はまず旧Kellog邸のツアーを行ないました。115年前に建てられたビクトリア調の建物には、エンジニアであったKellog氏らしい機能的あるいは多分に趣味的なこだわりが随所に施され、男性というのは古今東西問わず似たような傾向を持つものだと微笑ましく思いました。

一方、キッチンやベッドルームは今となってはむしろモダンにとも見える家具や道具が揃っており、女性陣からは「こんなキッチンで料理したい。」「素敵な家具。」の声が多く聞かれました。

また、発明後間もない頃の電話機や蓄音機などの展示物も実際に動かして見せてくれ、i-phoneやi-podに囲まれて生活するデジタル時代の子供達にとっても非常に興味深いツアーとなったようです。

ツアーの後は同敷地内にある畑にて野菜の種植えを行ないました。小さな棒を使って穴を掘り、そこにコーン、かぼちゃなどの種を入れという作業を一列になって行なうのですが、特に子供達が泥まみれになりながら楽しそうに作業をしている姿が印象的でした。

その後はやはり敷地内にある築山風のトレールを簡単に散策し、最後に参加者の皆さんでピクニックを行ないました。この頃になると、子供達はもう友達どうしになっており、100才を越える建物やそれを囲む庭園を使って仲良くかくれんぼをしておりました。親も体を動かしたこともあってか、ピザやサラダをもりもりと食べながらアメリカ生活・子育て談義に花を咲かせておりました。

当日は夏時間初日のさわやかな好天に恵まれたこともあり、文化的・健康的な充実した時間を過ごすことができました。最後になりますが、本イベントを企画実行して頂きましたJBAに御礼申し上げます。

文：　RICOH ELECTRONICS INC.　大瀧　林威 (おおたき　よしたけ)

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