8月21日、ダウンタウン地域部会では全米日系人博物館（JANM）見学ツアーと二世ウィークへの参加のイベントを企画しました。

1992年に開館したJANMは全米唯一の日系人博物館です。ここではWWIIの前から働く場を求めて日本から海を渡った人々、アメリカに根を下ろしアメリカ市民として生活の基盤を築いてこられた方々が戦時中にどのような経験をされたのかを理解することができます。同じことを繰り返さないためにも語り継がれるべき歴史であり、今アメリカで生活する私たちが理解しておくべき史実がここにあります。今回のツアーでは、その歴史を詳しくご存知の大ベテランのお二人から日本語で詳しく（興味深い裏話も含めて）ご説明いただきました。

この日はリトルトーキョーで行われる二世ウィークの最終日、1st Streetを封鎖して盆踊りが行われる日でした。JANMツアー参加者もツアー後に踊りのレクチャーを受けて、参加させていただきました。「Japan Business Association～!!!!」とアナウンスされて入場するのはちょっと照れくさかったですが、ほとんどの方が盆踊りに参加するのは数年、数十年ぶりで、踊りは見様見真似でしたが、大変楽しませていただきました。歌詞が英語とスペイン語の曲まであり、時間の流れと文化の融合を感じる部分もありました。

今回のイベントは、ダウンタウン地域部会OBの岡本さんをはじめ、JANMと二世ウィーク関係の日系コミュニティーからのあたたかいご支援で実現したものでした。実際に企画・参加し、実際に触れ合ってみて、現地日系社会とコミュニケーションしていくことが我々日系企業関係者として必要と強く感じました。特に盆踊りは飛び入り参加も可能なオープンなイベントですので、来年はより多くの皆さんのご参加をいただきたいと思います。

ダウンタウン地域部会幹事一同

過去レポート一覧に戻る