2015/2/22
2月22日、ゴルフ好きもそうでない人も十分に楽しめる、Northern Trust Openへ参加致しました。私は普段、ゴルフをプレーしませんが、世界の場で活躍するプロゴルファーを真近で見れるというミーハーな感覚で今回2回目の参加。
場所は少し走ればDowntown Santa Monicaがすぐ、豊富な緑と木々に囲まれた美しいカントリークラブ、The Riviera Country Club. 昨年のうだる様な暑さとは打って変わって、気温16度、時折激しい雨に覆われた肌寒い中でのプレー観戦でした。まずは1st Holeのティーグラウンドにて、ファーストショットを拝見。昨年の優勝者、Bubba Watson(Bubbaさんお気に入り、ピンクのドライバーで登場)、当日52歳の誕生日を迎えたベテランVijay Singh、また21歳の新鋭Jordan Spiethなどそうそうたるメンバーの迫力あるショットを真近で体験し興奮の熱を温めた後、The Riviera Country Clubの寺島さんより、クラブの歴史やツアー開催の裏話など、オプショナルツアー参加の皆さんと輪になって伺っていると、そこになんとティーショットを終了したSergio Garciaが輪の真ん中を通過。日本人が輪になって一体何ごとだろうと、戸惑い顔のSergioさんと、世界のSergioさんに目がハートになっている我々グループ。こんなハプニングも選手を遠くから観戦するのではなく、選手と一緒になって戦いの場を移動できるゴルフならではの美味しい体験でした。
もちろん我らがJAPANの星、松山英樹選手もおっかけて来ました。松山選手は世界ランク46位のPat Perez、79位のMichael Putnamと同組。Perez選手は時折難しいショットを強いられる場面があったり、Putnam選手に関しては、キャディーと折り合いがあわず、どうも虫の居所が悪くご機嫌斜め。癇癪をおこし、クラブを芝生に叩きつける等、プロゴルファーの「生ギレ」まで見ることが出来ました。そんな二人にはお構いなしに、終始平常心を保ち自分のゴルフをした松山選手はファイナルスコア4位と大健闘。絶好調な今、是非次回の活躍を期待したいと思います。
ゴルフ好きもそうでない人も十分楽しめる、Northern Trust Open。JBAのお陰で普段では手の届かない贅沢を手ごろに楽しむ事ができました。来年はどんな新しい体験ができるのか、今からワクワクです。
文:TOP Los Angeles 石田あす香