2013/12/6
サウスベイに住まわれている方ならば馴染みのある自然豊かなレドンドビーチへ行かれたことはありますでしょうか?トーランスビーチからレドンドビーチに伸びるサイクリングコースを利用される方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そのレドンドビーチにて去る11月17日に恒例のビーチクリーンアップが行われました。日頃レジャーで楽しむビーチエリアを少しでもクリーンにしたいという気持ちで初めて参加してまいりました。 当日は11月だというのに快晴で爽やかな日和の中、50名ものJBAメンバーが家族連れだったり仲間と連れ立ったりして参加して頂きました。
まずは南カリフォルニア全域の水環境を考えるNPO団体“Heal The Bay”のボランティア、豊島てるみさんよりビーチクリーンアップの概要説明がありました。ビーチに落ちているごみのほとんどは内陸部で捨てられたものであり、それが雨風によってビーチへ、そして海へと流れていき、最終的には汚染、はたまた食物連鎖によって我々の食卓にも戻ってくるという話で、ゴミを拾うこともさながら、捨て方に気を付けることの重要性を感じました。
さあ、拾うぞ!と勇んでごみを探してみると、ほとんど目に留まりません。すでに大きなゴミは早朝トラクターで収拾されています。残るごみはプラスチックや発泡スチロールの欠片がほとんどです。目が慣れてくると砂の中に見えてきます。きっと波風で粉々になったであろうごみの粒を皆さん根気よく拾ってました。こんな粒になる前に‟自分の家からあまり出さないようにしなければな”と思いつつビーチに目を凝らし1時間。参加者の皆様も自然の中で有意義な時間が過ごせたのではないでしょうか。
文: HIGUCHI INC., USA 森永幹男