2018/2/20
先日子どもたちと一緒にスーパークロス観戦イベントに参加しました。今年もアナハイムのエンゼルスタジアムでの開催です。当日入場口にはエンゼルスの大谷選手の顔写真が漢字の名前と共に大きく掲示されていて感激しました。中へ入ると既に始まっていた予選走行をすぐ目の前で観戦でき、バイクが太い排気音を残しながら大ジャンプをクリアしていく迫力に、子どもたちも釘付けになっていました。
屋外ピットエリアではタイミングが良ければ憧れの選手と握手したりサインをもらえたりします。まず子どもたちはお目当ての選手のピットへ向かいましたが、途中でかつての世界チャンピオンや現在の日本チャンピオンと話す機会もあり、結局大人が子ども以上に興奮してしまいました。
空も暗くなった頃いよいよメインイベントの開始です。爆弾のような派手な花火の演出の中、選手たちが颯爽とバイクに乗って入場して来るたびに大歓声が起こります。私も応援する選手が来るたびに大声を上げて、すっかり喉も乾き気味なのでビールで潤すことに。全員起立して国歌斉唱すると気持ちも高揚してきます。
スーパークロスはこの大会から新しいフォーマットが採用され、メインイベントのレース数と見所がさらに増えました。合間には子どもだけが走るレースや景品イベントなどもあり皆が楽しめるようになっています。私の席の周りには初めてスーパークロスを見る方々もいらっしゃったので、流れと見所を簡単に説明したら喜ばれたようです。
それぞれの決勝レースは手に汗握る面白い展開で、応援する選手が良い成績を残したこともあり大人も子どももとても楽しめました。周りの席の方々とも一緒に盛り上がり、JBAとしてまとめて席を確保していただくことの意義を大変感じるイベントでした。また目の前を走り抜けるバイクの多くが日本製のもので、改めて日本の技術力の高さと誇りを感じられました。スーパークロスはバイクやレースに詳しくない方でもアメリカ的な演出を楽しめるとても良いイベントだと思います。
文:Calsoft Systems・梅村康夫さん