2017/6/16
6月16日に行われたサウスベイ地域部会主催のPort of Los Angelesツアーに参加させていただきました。個人としては業務上ロサンゼルス港自体は比較的身近ではあったものの、実際に訪れたことがありませんでしたので、非常によい機会となりました。
はじめはLos Angles Maritime Museumにてロサンゼルス港湾局・森本さんのお話をうかがいました。ターミナルアイランドでの日系人のこと、当時どのようにして日本人、日系人が職とアメリカでの信頼を得ていったかというお話を聞き、今現在私たち日本人がアメリカで暮らせているのは、移民であった日系一世、また二世、三世の方たちの働きがあって成り立っているのだということを改めて感じました。会場のMaritime Museumの中も、ロサンゼルス港の歴史を学ぶには非常に興味深い博物館でした。
講演後は船に乗って港湾内を海上から見学です。船上から実際にコンテナの積み下ろしをしている現場を見学することができ、間近でみるコンテナ船などの大きさが予想以上でした。人間がクレーンを操作してコンテナの積み込み、積み下ろしをしているターミナルがほとんどで、操作している人の技術にも驚きましたが、一部はすべてオートメーション化されているターミナルもあり全く雰囲気が異なっているように感じました。
いつもは陸上からしか見ることのできない港湾内を別の方向から見学することができ、ロサンゼルス港をより一層身近に感じることができました。
文:Nippon Express USA, Inc.・栗原ゆき子さん