JBA 南カリフォルニア日系企業協会 - Japan Business Association of Southern California

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4/28(Sat)|DT部会主催「マンザナー収容所跡巡礼バスツアー」

ダウンタウン地域部会恒例の、「マンザナー収容所跡巡礼」への参加バスツアーを企画いたしました。今年は、4月28日(土)の開催です。

マンザナー収容所跡は、第二次世界大戦中に当地に暮らす日系人・日本人が強制収容された地のひとつで、毎年4月の最終土曜日に巡礼が行われ、民族や世代を超えて、数多くの人々がこの地に集います。バスでの日帰り強行軍になりますが、当時のバラック小屋や日本庭園が再現された収容所跡地への巡礼に参加し、米国社会における日本人について考えてみませんか。米国に住む日本人であれば、一度は訪れるべき日系人・日本人強制収容所。米政権による外国人入国制限が取りざたされている今こそ、改めて思いを巡らす良い機会になると思います。是非ご参加ください。

日時 2018年4月28日(土)朝7時集合、夜7時半頃解散予定
集合 トーランス、ミヤコハイブリッドホテル横(21381 S. Western Ave, Torrance 90501) 
   
※ダウンタウンからの出発をご希望の方はお申し出ください。一定数の希望がありました場合、トーランス出発後にダウンタウン(ミヤコホテルロサンゼルス:328 E 1st Street, Los Angeles 90012)にてピックアップいたします。
スケジュール 下記をご参照ください。
対象 JBA会員と家族
参加費 大人(中学生以上)30ドル お子様(小学生以下)20ドル(お弁当とお茶付)
※ 2歳未満は無料ですが、お座席では抱っこしていただくようになりますのでご了承ください。
定員 先着55名
お申込 Eメールにて事務局の山下(yamashita@jba.org) まで、(1) 会社名、(2) 参加者全員の氏名(ローマ字で。小学生以下は子供料金のため年齢も明記ください。)、(3) 参加代表者の携帯番号、(4) 希望集合場所(トーランスかダウンタウン)をご明記の上、お申し込みください。受付次第、インボイスを送付させていただきますので、クレジットカードまたはチェックにて参加費をお支払いください。
締切 4月9日(月) ただし定員に達し次第締め切らせて頂きますので、お早めにお申し込みください。
※ 4/20(金)以降のキャンセルによる返金はお受けできませんのでご了承ください。参加者の変更は可能です。

問合せ:JBA事務局 山下(TEL:310-515-9522 ex112、 Email: yamashita@jba.org)

フライヤーは【こちら】をクリックして下さい。

当日のスケジュール(予定)
7:00 トーランス集合
7:30 ダウンタウン集合
11:00 昼食(車中にて)
11:40 マンザナー国定史跡到着
12:00 巡礼プログラム(元収容者らによるスピーチ、各宗派による慰霊祭、盆踊りなど)
14:00 収容所跡地を散策、復元バラック、資料館などを見学
19:00 ダウンタウン帰着
19:30 トーランス帰着

 


2017年ツアーの報告はこちら

 

※ 往復ともに長時間のバス移動になります。車内にてお弁当、お茶と水、スナックをご用意しますが、それ以外は必要に応じて飲料・軽食などを各自ご準備ください。
※ 現地は乾燥しており、非常に暑く(寒く)なり、強風が吹く可能性があります。日傘や帽子、ウインドブレーカー、サングラス、日焼け止めなどをご準備ください。また舗装されていない道を20分程度歩きますので、歩きやすい靴でお越しください。
※ 巡礼プログラムは屋外で開催され、会場のイスには限りがあります。プログラムをじっくり見られる場合は、折りたたみイスや敷物をご用意ください。
※ 行きのバス車内では、マンザナーに関連したビデオ等を上映する予定です。

 

〈マンザナー収容所とは〉
マンザナー強制収容所は、第二次世界大戦中に日系アメリカ人・日本人が収容された全米10カ所の強制収容所の一つで、現在は国定史跡に指定されています。1941年、太平洋戦争が勃発。翌42年3月より軍事的必要性の名の下に西海岸に住んでいた日系アメリカ人と日本人約12万人は住んでいた場所から追い出され、強制収容所に収容されました。しかし当時、日系人・日本人がスパイ容疑などで有罪判決を受けたことはなく、反日感情や差別、偏見から行われた政策でした。持っていくことが許されたのは両手に持てるだけの荷物のみ。土地も家もビジネスも手放すか、ただ同然で売り払うことを余儀なくされました。

ロサンゼルスに住んでいた多くの人が収容されたのが、マンザナー強制収容所です。シエラネバダ山脈のふもとにあるオーエンズバレーに位置しており、背後には北米大陸で2番目に高いホイットニー山がそびえています。同収容所には1945年11月に閉鎖されるまで、合計で1万1070人が収容されました。収容所内では、人々は水道もトイレもなく、ただ簡易ベッドがあるだけのバラック小屋に暮らしました。そして終戦後、収容所が閉鎖されると、たった25ドルと米国内への片道切符だけを渡され、再び一から生活を築き上げたのです。

1988年、当時のロナルド・レーガン大統領が「市民の自由法(日系アメリカ人補償法)」に署名。アメリカ政府は日系人・日本人の強制収容は誤りであったと認めて、公式な謝罪を行い、生存していた元収容者に対し1人あたり2万ドルの賠償金を支払いました。

 

〈関連リンク〉
マンザナー委員会(巡礼イベントの主催者) http://www.manzanarcommittee.org
全米日系人博物館 http://www.janm.org/

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