2019/2/2
去る2月2日、「2019年在米日系人リーダー訪日プログラム」の壮行ディナーを開催した。場所はリトルトーキョーのMiyako Hotel Los Angeles Downtown。当日は全米から選出された日系人リーダーをはじめ、在ロサンゼルス日本国総領事館や米日カウンシル、JBAの関係者らが出席した。
JBAの歴史を解説したビデオの上映後、JALDプログラムを率いるアイリーン・ヒラノ・イノウエ米日カウンシル会長が登壇。「米日カウンシルは、長年強固なパートナーシップを維持してきたJBAに大変感謝しています。また、日系ビジネス界と日系アメリカ人コミュニティーの関係構築への貢献にも非常に感謝しています」と挨拶した。そして、「今年も素晴らしい日系人リーダーたちが集結してくれた」と喜び、各メンバーを紹介した。
次に、千葉明在ロサンゼルス日本国総領事が挨拶に立ち、「同プログラムが『Young Sansei Program』として始まったことを当日知った」とし、過去から未来におけるその多様性に期待する、と話した。さらに、自分の先祖(日本人であること)は選択できないが、自分のルーツとどう関わるかは選べるとし、自らの選択で参加者各人が属する世界(あるいは社会)のリーダーになろうとすることは非常に重要である、と激励した。そして、日本語で「乾杯!」と音頭を発声。和やかにディナーは始まった。
ジョイ・ゴトウさん
私の母は日本出身の日本人で、父はアメリカの日系人。私自身は日系2.5世だと思っており、このプログラムを通して自分と自分のルーツを再度コネクトしたい、と考えています。同時に、日本社会や文化、特に日本の教育について学びたいと思っています。訪日はこれで3回目ですが、実に20年ぶりなので、新しい体験や学びがあると期待しています。きっと、私の人生に大きなインパクトを与えてくれると思います。
ブリット・ヤマモトさん
JALDプログラムに参加したことがある親しい友人からの勧めで申し込みました。また、今年の訪問地に私の出身地である熊本(生後半年間のみ滞在)があったのも参加のきっかけです。私は仕事の関係で何度も日本を訪れていますが、このようなプログラムでの訪日は初めて。特に、アメリカと日系コミュニティーを代表するリーダーたちと共に日本を体験できることはとてもエキサイティングで、誇りに思っています。
2019年訪日日系人リーダー(敬称略)
• Andrew Fujimoto(CEO, Ameriben, Meridian, ID)
• Joy Goto(Chair and Professor of Chemistry, California State University, Fresno, CA)
• Mark Nakagawa(Program Manager, Department of Defense, Springfield, VA)
• Kyle Nakamoto(Data Scientist, Ford Motor Company, Dearborn, MI)
• Kurt Osaki(President/ CEO, Osaki Creative Group, Honolulu, HI)
• Vickie Sakurada Schaepler(Coordinator, Legacy of the Plains Museum, Gering, NE)
• Mariko Silver(President, Bennington College, Bennington, VT)
• Bryce Suzuki(Office Managing Partner, Bryan Cave Leighton Paisner LLP, Phoenix, AZ)
• Britt Yamamoto(Founder/ Executive Director, iLEAP, Seattle, WA)
• Kelly Yamasaki(Principal, OZ Architecture, Denver, CO)