2014/11/12
トーランス市における日米ビジネスの振興と促進を目的として、同市とJBA、トーランス地域商工会議所が協力して開催する毎年恒例のレセプション。第16回の2014年は11月12日に、健康食品を扱うサンライダーのホールにて開催した。
去る11月12日、恒例となった第16回トーランス/ジャパン・レセプションを開催した。
今回の会場は、健康食品や美容に関する製品を製造、販売するSunrider Internationalの大ホール。当日は、交流レセプションに先駆けて、同社の社屋内にあるChen Art Galleryの見学ツアーを2回に分けて開催。ピカソをはじめとするヨーロッパや古代中国のアートを中心とする1000を超える作品が無料展示された美術館で、参加者は皆、その規模とクオリティーに感銘を受けていた。
レセプションは、サンライダー・インターナショナルの広報部長であるジョナサン・M・ビュートラー氏の挨拶でスタート。日本のアメリカ大使館に勤めていた経験もある彼は、日本語で歓迎のスピーチを展開して参加者から喝采を浴びた。
続いて、堀之内秀久在ロサンゼルス日本国総領事が、「まだロサンゼルスに赴任したばかりではありますが、このような盛大なレセプションが代々、開催されてきた歴史に感激しています。日系企業で働く人々、そしてその家族を含めたたくさんの日本人がホームベースとして長年暮らしているトーランス市と、今後も協力してより良い関係を継続していくことを望んでいます」と述べた。
最後に、トーランス市のパトリック・J・フューレイ市長が「トーランス市には実に日系ビジネスが250近くも存在しています。地域にとってかけがえのない雇用を生み出してくださっていることに感謝すると共に、地元ビジネスとのコラボレーションがもっと活発に生まれていくことを願ってやみません」と挨拶をした。
この日、会場に集ったのは、JBAから75名、トーランス地域商工会議所から75名。合計150名と盛大な催しとなった。抽選会も賑やかに行われ、前半は市長から、後半はJETROの吉村所長から賞品が手渡された。歓談の場では、JBA会員と商工会議所メンバーとの交流も活発に行われていた。
Sunrider International 広報部長
ジョナサン・M・ビュートラー氏
堀之内秀久在ロサンゼルス日本国総領事
トーランス市のパトリック・J・フューレイ市長